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2024.03.25
バストケア
【リフトアップ法伝授】美人顔の作り方
< 美人顔を作るために!リフトアップの基礎を学ぼう >
年齢とともに、二重顎やほうれい線、頬のたるみなどが目立ってきたと感じる女性は多いのではないでしょうか?
化粧品やコラーゲン摂取などでの対策も良いのですが、忘れてはならないのが筋肉です。
まずは、顔のリフトアップに関係する筋肉を知ることが大切です。
そして、どのようにすればリフトアップできるのか、基礎を学んでいきましょう。
■鎖骨の重要性
鎖骨がきれいな女性は、セクシーで女性らしく人気があります。
鎖骨美人が好きな男性も少なくありません。
しかし、鎖骨はそうした見た目の美しさだけでなく、フェイスラインを整えるために重要な部分と言えます。
むくんで顔が大きく見えたりたるんでしまったりするのは、顔に原因があると思いがちです。
けれども、実は鎖骨にも大いに関連性があるのです。
実は鎖骨周りには老廃物が溜まりやすく、それによって顔のむくみが生じるケースも多いです。
それゆえに、フェイスラインをリフトアップするためには、まず鎖骨周りをしっかりとほぐすことが大切と言えます。
これは「鎖骨のリンパ流し」とも呼ばれる方法です。
鎖骨筋のつまりを取ることが、むくみやたるみの解消に大いに役立つのです。
リンパの流れも良くなり不要な物資も除去されて、顎から耳にかけてのラインがスッキリするでしょう。
鎖骨を侮るなかれと頭に入れていくのが良いです。
■コリをほぐす方法
日常生活において、スマホやパソコンを長時間使うことで首や肩が凝ってしまいます。
首は約5kgもの重さがあると言われています。
そんな重いものを人間は抱えて暮らしているのです。
それを考えると、首や肩に相当な負担がかかってしまうのも理解できます。
さらに、顔の筋肉に関しても、普段意識して使いません。
その結果、年齢とともに筋肉は衰えてしまうばかりです。
鎖骨や首、そして顔の筋肉も上手にコリをほぐすことが顔のリフトアップにつながります。
それぞれほぐし方について順番に見ていきます。
▶鎖骨のほぐし方
リンパが集結している鎖骨周りは、優しく撫でながら十分にマッサージすることが大切です。
くるくると回すようにするとやりやすいです。
そうすると、滞っているリンパの流れがスムーズになるでしょう。
そして、鎖骨の上側のくぼみにアプローチしていきます。
中指をくぼみに入れて、少し硬い筋肉の部分を左右に揺らすように圧をかけます。
コリがひどい人や血の巡りが悪い人は、この動作が痛く感じるかもしれません。
しかし、それはコリがひどい証拠なので、痛みがあることを不安に思わなくて大丈夫です。
無理のない範囲でじっくりとほぐしてあげましょう。
だんだんと痛みも減少していきます。
コリがほぐれていっている証拠です。
▶胸鎖乳突筋をほぐす
胸鎖乳突筋とは、鎖骨から耳の後ろにかけての筋の部分を呼びます。
このラインが凝っていると、フェイスラインにたるみが生じてしまいます。
しっかりとここをほぐしてあげることもリフトアップには欠かせません。
ほぐす時は、4本指で耳の後ろから左右にほぐします。
ゆっくり下に下りていく感じです。
お風呂の中で行っても良いですし、お風呂の中でするのもおすすめです。
下までマッサージできたら、次は胸鎖乳突筋の筋を上から下に向かって縦に優しく撫でます。
▶首のストレッチ法
首を真横に傾けて、反対側の手で頭を抑えます。
そして頭をゆっくりと引っ張るように抑えながら首を伸ばしましょう。
首の筋が伸びるとリラックス効果もあります。
次に、首を斜め前に倒して後ろ側から頭を前向きに抑えていきます。
このようにして、首の後ろ側の筋を伸ばすのも重要です。
普段意識しない部分なので、伸ばすことで気持ち良く感じる人も多いのではないでしょうか。
筋肉を伸ばすことは、固まったコリをほぐすことにつながります。
▶前頭筋のマッサージ
額にある前頭筋は、言うなれば頭と顔をつなげている筋肉とも言えます。
顔全体を上向きに持ち上げるような役目の筋肉です。
たとえば眉や目頭を引き上げる時に使います。
額にシワを寄せるのも、前頭筋を使っています。
前頭筋においては、左右にマッサージするのがコツです。
こめかみから後ろ側は、手をげんこつにして横に抑えるようにします。
関節部分を当てると刺激が強すぎることもあるので気を付けながら、痛気持ちいい程度に行いましょう。
前頭筋は重くなったまぶたや目元のたるみにも関係しています。
この部分を念入りにマッサージすると、年齢とともに小さくなってしまう目元もぱっちりします。
特に日々デスクワークや長距離運転などで目を使うことが多い人は、前頭筋の衰えに注意が必要です。
▶咬筋をほぐす
咬筋とは、食べ物を嚙み砕く時に使用する筋肉です。
近年柔らかく加工されたものも増えており、力を入れて咀嚼しなくても良いメニューが目立ちます。
また、歯の嚙み合わせや歯並びが悪い人も、片側でばかり噛むことで咬筋にズレが生じやすくなります。
フェイスラインのたるみを防ぐには、咬筋もしっかりほぐすことが重要です。
咬筋の探し方は、耳のあたりに手を当てて奥歯を噛んだ時に盛り上がって動く箇所です。
ここは両手でグッと抑えて横に揺らします。
徐々に下へと移動しながら、横に揺らすのを繰り返します。
■老化させる筋肉を衰えさせない
上記に述べた胸鎖乳突筋や首、咬筋などは体を老化させる筋肉と言えます。
それゆえに、これらに関しては日常的に衰えないように意識することが必要です。
マッサージやストレッチは、そのための基礎と言えます。
しっかり習慣づけて行うことで、顔周りのたるみを防ぐことができるでしょう。
目元や頬などのたるみも予防できて、美人顔を目指せます。
わかりやすいように、体の左右分けて行ってみると良いです。
左半分の鎖骨や首などをマッサージすると、顔の右側に比べて左側のフェイスラインがリフトアップしたのを実感できます。
■まとめ
このように、リフトアップに必要な筋肉と対策がわかりました。
はじめはマッサージもうまくできず面倒臭いかもしれません。
しかし、1日のルーティーンにして慣れてしまえば、当たり前のように自然とできるようになります。
テレビを見ながらやバスタイム、電車での通勤時間などを有効利用してやっていきましょう。
スッキリ小顔の美人顔になれるはずです。